「屋根の劣化状態が気になる」「メンテナンスしたいけど費用も気になる」などとお悩みではないでしょうか?
気づかないうちにメンテナンスの時期を過ぎている住宅もあり、放置しているとさまざまな危険性もあります。
そこで今回は、屋根のメンテナンス時期や費用のことについて詳しく紹介していきたいと思います。
屋根のメンテナンス時期
屋根材にはさまざまな種類が存在します。
種類に応じてメンテナンス時期が異なってきますので紹介していきます。
スレート屋根
最近の住宅の多くで使用されていて、メンテナンス時期は7~10年です。
築年数が経ってくると紫外線によって防水効果が失われて、スレートが水を吸水してひび割れや欠け、コケの繁殖などの症状がでてきます。
アスファルトシングル屋根
北米を中心に普及していて国内では主に輸入住宅で使用され、メンテナンス時期は10~20年です。
基本的に水性塗料を用いています。
ガルバリウム鋼板屋根
トタンよりも錆びに強く軽量さで人気の高いもので、メンテナンス時期は15~20年です。
重ね葺きのリフォームの際によく使用されます。
日本瓦屋根
昔ながらのもので屋根材の中で一番耐久性が高く、メンテナンス時期は20~30年です。
50年以上の耐用年数を誇ると言われていますが、日本瓦でも下地の防水シートを交換しないといけないので把握しておいてください。
屋根のメンテナンス費用
一般的な30坪の住宅の場合だと、塗装で30~70万、カバー工法で60~150万、葺き替えで80~200万ほどのメンテナンス費用がかかってきます。
使う塗料や屋根素材によっても費用は変わってきますので、最終的にどのくらいのコストがかかるかは業者に見積もりを依頼してみてください。
まとめ
今回は、屋根のメンテナンス時期や費用のことについてご紹介しました。
メンテナンスをしないで放置していたら雨漏り、すきま風、虫の侵入、落下などの危険性が高まりますのでしっかりとメンテナンスを行いましょう。
